ブランクがある人の履歴書・職務経歴書

ブランクがあるひとは、再スタートという意識を大切にしましょう。
ブランクがあるからといって、それに必要以上に捕らわれる必要はありません。
過去の経験と、現在の希望職種に関連があれば、それは立派なキャリアになります。
それを意識して、応募職種とマッチする履歴書・職務経歴書を作成しましょう。

履歴書・職務経歴書の注意点として、無理なこじつけや背伸びは禁物です。
ブランクがあり、キャリアが不安になるのもわかりますが、それを冷静に分析して、意欲やその仕事に就きたい理由を明確にしましょう。

またブランクを気にするあまり、言い訳を書き重ねたり、自分の職歴や職種を過剰にアピールしたりするのは避けるべきです。
再スタートをしたいという気持ちを履歴書や職務経歴書に記入して、採用担当者に訴えるようにしましょう。

女性の場合、結婚・出産などを経て再就職するひとが増えていますが、やり方は同じです。
再スタートで大切なのは、離職してからどのように過ごしていたのかをきちんと伝えることです。

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履歴書・職務経歴書は面接のシナリオ台本

履歴書や職務経歴書は書類選考だけに使われると思っている人もいますが、それは大きな間違いです。
実は履歴書や職務経歴書に書く項目は、後の面接で聞かれる内容とよく似ています。
ですから応募書類の記入時には、面接を見据えた記入が求められます。

転職ではこのことを理解していないひとが多く、面接時に履歴書や職務経歴書に書いたことと別のことを言うひともいます。
書類の内容と面接で話した内容が違えば、当然採用担当者の印象は悪くなります。
こうならないためにも履歴書や職務経歴書がそのまま面接の台本になっていると想像して書くようにしましょう。

履歴書や職務経歴書を書くときには、あなたが面接官になった気分で、どんな質問をするのか考えてみましょう。
応募理由や退職理由・前社での職務内容など、わりあい簡単に想定できるはずです。
そして、その質問に対する答えを応募書類に記入しましょう。

面接対策をした履歴書や職務経歴書は、採用担当者の質問を考えた上質なものに仕上がっているはずです。

履歴書・職務経歴書に言い訳は禁物

履歴書や職務経歴書を書くときに注意したいのが、退職理由の言い訳や応募理由時の評論などです。
退職理由を書いてみると、言い訳や批判に繋がることが多いので、注意が必要です。

どんな職場であっても不満やストレスはつきものです。
ただそれらの批判を文章にしてしまうと、どうしても主観的になり、愚痴のような感じになってしまいます。
愚痴のような内容は、見ていても不愉快になりますし、採用しても同じことをするのかもしれないと考えてしまいます。
言い訳によって自分を正当化するのは、避けるべきでしょう。

また独りよがりな評論も履歴書や職務経歴書の記入には避けましょう。
書類選考や面接をするひとは、将来のあなたの上司です。
つまり、あなた以上の専門知識をもっているのです。
そんなひとに、知識をアピールしようと評論的にいっても良い印象は与えられないでしょう。
逆に、知識をアピールしようとして、わかりにくい文章になりかねません。

履歴書・職務経歴書はあくまで、完結で要点を得たものにしましょう。

キャリアの短いひとの履歴書・職務経歴書

キャリアの浅い人などは、履歴書や職務経歴書に何を書けばいいのかわからない事もあるでしょう。
しかし、短期間でも仕事に携わった以上は何かを得ているはずです。

キャリアがない・短期間に得たものなんて思い出せない。
そんな人はまず、自分がどんな分野で、そのような業務を行っていたのか、メモなどに詳細に書き出してみることです。
新人研修を受けていれば、内容を含めてそれも履歴書や職務経歴書に記入しましょう。
なにもないと嘆くのではなく、短期間でも経験できなかったことや初めて出来たことがきっとあるはずです。

ただし、それを誇大に表現するのは避けましょう。
採用担当者は、あなたよりも経験豊富な人です。
誇大な自己評価は、採用たんと者から勘違いされる可能性もあります。

短期間でも、自分なりの達成感や発見を素直に表現し、そこからさらに未来に向けての意欲が感じ取ってもらえるような履歴書や職務経歴書にしましょう。
これはキャリアの浅い人意外にも、第二新卒やフリーターのひとにも使える転職情報です。

異業種へ転職するときの履歴書・職務経歴書

異業種への応募などでは、何をアピールするべきかわからないひともいるでしょう。
そんなときは、応募先へ持ち運びできるスキルを履歴書や職務経歴書に記入しましょう。

例えば、あなたが食品の販売からアパレルの営業に転職するとします。
この場合は食品に関する知識や経験は役に立ちません。
しかし、接客のノウハウや実績・マネジメント能力は異業種の転職でも役に立つものです。
このように前のキャリアと異業種の転職先で使えるものと使えないものを照合して、持ち運びできる知識や経験をピックアップしましょう。
履歴書や職務経歴書には、こういったことをアピールするのがおすすめです。

これは特に難しいことではなく、応募先の会社で働いた場合、どんな商品を、そのようにして売るのかを考えてみればいいんです。
ただ書くのではなく、ニーズに合わせた言葉に変換する必要があります。
履歴書や職務経歴書は、採用担当者に響くことを意識すれば、自然と書けるはずです。

履歴書・職務経歴書の資格欄

履歴書や職務経歴書には資格欄がありますよね。
ひとによっては、なにを書けばいいのか迷ってしまう人もいるでしょう。

資格がたくさんある人もいれば、車の免許しかないひともいます。
空白になるのはやっぱり避けたいですよね。

履歴書や職務経歴書に書く資格欄は応募する仕事に関係あるものから書いていきましょう。
趣味やスポーツの資格があるひともいるでしょうが、これらのものは『趣味・特技』の欄があるので、そこに記入しましょう。
ただし自動車の運転免許は必ず記入しましょう。
運転に無関係の業種でも、車の運転は以外な場面で必要になるからです。

履歴書や職務経歴書に資格を書きたくても、書くことが無くて空欄が目立つひともいるでしょう。
そんなあなたは勉強中の資格を書いてみましょう。
まだ習得していなくても、応募業務に関係ある講座を受講中などアピールできるものはなるべく記入しておきましょう。

免許・資格はあなたの能力の客観的な証です。
沢山あればいいというわけではありませんが、あなたの転職のちからになるはずです。

履歴書の注意点

転職時に必要になる履歴書ですが、記入時には注意が必要です。
まず履歴書は応募者の氏名や住所などの基本情報を伝えるのが目的です。

履歴書の作成に悩んでしまう人はたいてい『趣味になにをかけばいいのか』・『印鑑は実印のほうがいいのか』など悩んでいますが、採用担当者はあまりそういうことに重視しません。
職務経歴書と違い、採用担当者が気にするのは、事実が正確に書かれているかどうかです。

現在の転職事情は履歴書重視から職務経歴書重視へと移ってきています。
履歴書でのアピールより、職務経歴書で自分の売りをアピールする場合が多いです。

ですから履歴書を作成するときは、事実をきちんと伝えることを考えましょう。
年号の和暦・西暦を混ぜないようにしたり、㈱のような省略表記は避けましょう。
履歴書の優先度が下がり、事実を伝えるのみの書類ですが、履歴書はあくまでビジネス文書として扱われます。

きとんと決められたフォーマット通りに書いて、採用担当者に見やすいビジネス文書を作成しましょう。
ビジネス文書は社会人の基本です。

履歴書・職務経歴書を見るのは2分間

採用担当者が応募し書類である履歴書や職務経歴書を見るのは、長くてもそれぞれ2分くらいです。
採用者担当者・部門の責任者や人事部も採用活動以外の通常の仕事をしているので、仕方のないことです。

履歴書や職務経歴書の書き方や見せ方も重要ですが、大事になってくるのはその内容です。
応募書類のなかに、相手がキャッチするキーワードがあるのかが大切になります。

自分にはどのような経験や知識があるのか。
どんな行動をとり、経験や知識を深めたのか。
その行動により、このような結果になりました。

履歴書や職務経歴書に相手がこのようなキーワードがあるかを見直してみましょう。
採用担当者は、すでにこんな仕事をしてほしいというビジョンを持っています。
ですから自分の持っている知識や経験・行動力や結果のなかから、なにが応募先の会社で必要とされているのかを考える必要があります。

自分の書いた履歴書や職務経歴書に応募先にマッチするキーワードがあるのかを調べてみましょう。

埋もれてしまう履歴書にならないために

履歴書や職務経歴書をつくるときに気をつけたいのが、採用者の気持ちを無視して埋もれてしまう応募書類になることです。
埋もれてしまう応募書類の一つに決まりきったフレーズを載せているマニュアルタイプのものです。

営業職に応募してひとの書類の内容が、コミュニケーションやフットワークのことを書いても、決まりきったフレーズなので採用者の心に響きません。
これは採用者からすれば見慣れていることなので、アピール度は少ないでしょう。

また、目立てばいいからといって、色ペンをつかった履歴書や職務経歴書をつくってくるひともいますが、応募書類はビジネス文書です。
ビジネス文書の枠からはずれたものは、埋もれてしまうと考えましょう。

応募者のなかには、自分の思いを伝えたいがために、履歴書に小さな文字でびっちりと書き込んだり、職務経歴書を何枚も提出するひとがいます。
しかし、人事部や部門責任者は採用活動だけをしているわけではありません。
ですから読みやすく分かりやすい応募書類が好まれます。

履歴書・職務経歴書の選考裏側

転職で必需品となる履歴書や職務経歴書。
書類選考で提出した履歴書や職務経歴書などの応募書類は誰が見ていると思いますか。

ほとんどのひとは一次の書類選考の応募書類は人事部のみが見ていると思っています。
しかし現実では、人事部以外の募集している部門の責任者もきちんと見ています。
その責任者とは将来のあなたの上司になるひとです。

新卒募集の場合の一次選考は人事部の採用者が書類選考を行うことが多いですが、転職の場合は違います。
転職の場合の一次の書類選考では、部門の責任者がこういう能力やビジョンがある人材がほしいと書類選考します。

責任者は自分の下でやってもらう仕事をイメージしながら選考をしています。
その権限は会社にもよりますが、人事部よりも強いです。
ですから転職時の履歴書・職務経歴書の作成は、応募する部門の責任者を意識して書かなければなりません。
自分がその会社に入って、経験やスキルを活かせるかどうかをイメージしてもらう応募書類が必要になります。